妊娠初期の過ごし方 – 天使のたまご

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2019.09.12

マタニティ 産婦人科医 竹内正人先生

妊娠初期の過ごし方

妊娠初期の過ごし方

初めて妊娠した方にとって、赤ちゃんができた時の喜びはとても大きいものです。
幸せな気持ちに浸る一方で、これからどんな生活を送れば良いのか、戸惑っている妊婦さんも多いのではないでしょうか。

特に、妊娠初期はお腹の中の赤ちゃんも不安定な時期になりますので、なるべくストレスを溜めないように有意義に過ごすことが大切です。
では、妊娠初期を充実させるためには、どのような生活を送れば良いのでしょうか。
これから、妊娠初期の過ごし方についてご紹介するので、ぜひご覧になってください。

1、睡眠

妊娠初期は、赤ちゃんの胎盤作りの環境を整えるためにも、睡眠をしっかり取ってください。
睡眠不足になると、イライラしやすくなり、胎児にも悪影響を及ぼす可能性があります。
これまで不規則な生活を送っていた方は、規則正しい生活リズムに見直すよう心がけましょう。

2、音楽鑑賞

気持ちをリラックスさせるためには、好きな音楽を聴きましょう。
特に、妊娠中におすすめの音楽がクラシック音楽です。
静かで落ち着いた気分になり、心身共に癒やされることができます。
その他にも、小川のせせらぎや鳥の鳴き声、静かな波音など自然の情景を感じることができるような音楽を聞くと、ゆったりした時間を過ごせるでしょう。

3、読書

これまでゆっくり本を読む機会がなかった方は、ぜひ読書をしてみてはいかがでしょうか。
特に、妊婦さんは、育児に関する本や赤ちゃんの名前に関する本を読む方が多いそうです。
その他にも、料理や家事に関する知識をつけておくと後で役に立つでしょう。

4、ベビー服・小物作り

裁縫が苦手な方も多いかもしれませんが、この機会に技術を学んでおくことをおすすめします。
生まれてくる我が子の姿を想像しながら作ると、楽しい気分を満喫できるでしょう。

5、スポーツ

赤ちゃんの成長に伴って、妊婦の皆さんもお産に向けて体力作りに取り組む必要があります。
特に、歩くことは健康に良い効果があるので、30分を目安にウォーキングしてみましょう。
その際、下腹部の張りや疲れを感じた場合は、すぐに休憩を取るようにしてください。
また、マタニティースイミングやヨガには、腰痛を予防する効果もありますので、無理のない範囲で取り組むと良いでしょう。

妊娠初期の過ごし方について紹介しましたが、やはりストレスを溜めない生活を送ることが一番です。
あまり神経質になることなく、お腹の赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら充実した生活を過ごしましょう。

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この記事の監修ドクター 
竹内 正人 先生
学生時代より世界諸国を放浪。“Accept&Start”をテーマに、より優しい「生まれる」「生きる」をめざして、今も世界を旅しながら、地域、国、医療の枠をこえ、さまざまな取り組みを展開している行動派産科医。著書・監修書多数。