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2021.09.17

妊娠中

妊娠中の頭痛について

多くの人が経験したことのある頭痛ですが、妊婦さんの多くが頭痛を経験しているといわれています。

妊娠中だから…と、いつも飲んでいたお薬を飲めずにどう対処すればいいのかと悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで、本日は妊娠中の頭痛について詳しくお話しをさせていただきます。

妊娠中の頭痛

頭痛に種類なんてあるの?と思う方も多いかもしれません。
実は妊娠中に起こりやすい頭痛は主に【①偏頭痛と②筋緊張性頭痛】の2種類があります。

①偏頭痛

脳の血管がひろがることにより、ズキンズキンと拍動するように痛みます。
この頭痛は妊娠初期にみられやすく、つわりのひとつともいわれています。悪心や嘔吐を伴う時もあり、光・音などの変化にも敏感になります。

原因

一般的には疲労やストレスが原因とされていますが、妊娠中はプロゲステロンというホルモンが多く出され、その影響で血管がひろがることにより頭痛が引き起こされると考えられています。

②筋緊張性頭痛

頭や首、肩、背中の筋肉が緊張し血流が悪くなることでギューと締めつけられるように痛みます。
妊娠中期〜後期にみられやすくなります。

原因

妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るためにお母さんの体を流れる血液量を増やそうとし、一時的に血液が薄まる事で貧血(=血流が悪くなる)になり筋肉へ流れる血液が減り緊張が起こりやすくなることが原因といわれています。

その他には、お腹が大きくなり運動量が減ってしまうこと、出産に対する不安によるストレス、妊娠中の骨盤の痛みや歪みが背中や首の緊張につながること、睡眠不足などと関係があるとされています。


⚠︎重度の貧血症状がある場合、赤ちゃんへの影響も考えられる為、産婦人科医に相談してください!

⚠︎頭痛に伴い、「突然ハンマーで殴られたような痛み」「手足の動かしづらさ」「呂律がまわらない」などの症状がある場合はすぐに病院の受診をしてください。 

(参照:EPARK.moony)

妊娠中に薬は飲んでいいの?

どうしても我慢できない痛み、薬を飲みたいけれど赤ちゃんへの影響が気になりますよね…
薬の服用によっての赤ちゃんへの影響は週数によって変わってきます。赤ちゃんにどのような影響が及ぶのか見ていきましょう。

○妊娠4週未満

赤ちゃんの器官の形成が行われる前ですので薬を飲んでも奇形などを起こすリスクは低くなっています。

○妊娠4週から15週

赤ちゃんの重要な器官の形成が行われる為、薬の影響を受けやすくなっています。赤ちゃんに奇形が起こる危険性がある薬の服用は避けてください。(次の項目でご紹介いたします。)

○妊娠16週以降

赤ちゃんの器官などが形成されている為、薬によって奇形を起こすリスクは低くなっています。しかし、お母さんが服用した薬は胎盤を通じて赤ちゃんへいく為、薬によっては服用を避けた方がいいでしょう。

妊娠中に頭痛が起きた時に購入できる頭痛薬は?

上記で説明したように薬を服用することで赤ちゃんへの影響も考えられますが、市販薬や漢方薬の中には妊娠中でも服用できる薬もあります。

○市販薬

頭痛薬にはアセトアミノフェンと非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)という種類があります。

・アセトアミノフェン 

比較的副作用が少なく、作用も穏やかな薬なので妊娠中でも服用することができます。

市販薬では【タイレノールやノーシン錠】などがあります。

・非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)

妊娠後期に大量に使うと動脈管という赤ちゃんにとって大切な血管が収縮して、胎児に心不全や胎児水腫が起こる可能性がある為服用は避けた方がよいでしょう。

市販薬では【イブ(イブプロフェン)やロキソニン(ロキソプロフェン)】などがあります。

(参照:元住吉こころクリニックヒロクリニックNHK健康ch

○漢方薬

漢方薬は東洋医学の観点から頭痛の原因を全身のバランスの崩れから見つけ、そのバランスを整えることで症状が改善するといわれています。
自分自身がもつ自然治癒力を高め、体を正常な状態にもどす作用があるので妊娠中でも安全に飲むことができます。

・呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

呉茱萸湯はすべて温める生薬からなりお腹などを温めてのぼせなどを正常な状態に改善する作用があります。
偏頭痛のようにお腹や手足は冷えているが、のぼせもあるという症状に対して効果が表れやすいです。

・五苓散(ごれいさん)

偏頭痛は東洋医学的に体の中の水の巡りが悪くなってしまうことが原因と考えらています。
五苓散にも体を温めエネルギーである気を巡らせ、水の滞り改善させる作用があるのでむくみが気になる方に効果が表れやすいです。

⚠︎薬はできるだけお医者さまから処方していただくようにしてくだい。

簡単にできるセルフケア

○偏頭痛

・暗く静かな部屋で安静に過ごす
発症のきっかけとなる光や音などの刺激を避けます。
・アイスノンを置き冷やす
血管をひろがりにくくします。
(つわりの時期はのぼせやすいのでアイスノンを置いた方が軽減しやすくなります)

○筋緊張性頭痛

・お風呂に入る
お風呂に入ることで体が温まり、筋肉がほぐれ痛みが和らぎやすくなります。

・ストレッチをする
筋肉を伸ばすことにより、緊張が和らぎ血流の改善につながります。
・蒸しタオルを首元に置く
首元を温めることにより血流が良くなります。

・同じ姿勢を続けない
長時間同じ姿勢でいることで負担のかかる筋肉に硬さが出てしまい、血流が悪くなるのを予防します。

ご自身でできるセルケア以外にも、鍼灸治療で筋肉をほぐし血流を良くしたり、オイルトリートメントなどでのリラックス効果により体の緊張もほぐれるので頭痛の軽減にもつながります!

偏頭痛の予防する食べ物がある!?

© photosku.com
・肉類や魚介類、乳製品に多く含まれるビタミンB2
例)レバー、牛乳
・海藻類、大豆製品、ナッツ類に多く含まれるマグネシウム
例)ひじき、豆腐、アーモンド

この2つの栄養素は偏頭痛の予防をサポートすると言われています。

(参照:EVE

天使のたまごでは…

妊娠中の頭痛に対しても鍼灸治療でしっかりとケアができます。
そして体のケアはもちろん、頭皮の血流を良くすることができるを美髪鍼、ヘッドマッサージのメニューを受けていただくとより効果的です。

頭痛だけでなく、お一人おひとりのお身体の状態に合わせて鍼灸治療や漢方アロマトリートメントの施術を行います。

みなさまのマタニティライフがより良いものとなりますようサポートさせていただきます。
気になることがございましたらお気軽に天使のたまごのスタッフにご相談くださいませ。