西洋医学と東洋医学で考える 妊娠中のトラブル 【つわり】 – 天使のたまご

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2023.04.12

妊娠中

西洋医学と東洋医学で考える 妊娠中のトラブル 【つわり】

全く感じない方もいれば、ご入院するほど症状が強い方もいるつわり。。。

そんなつわりについて説明していきます。

「つわり」とは?

「妊娠」と聞くと「つわり」と思い浮かぶほど、多くの妊婦さんが経験するのではないでしょうか?

症状は個人差が大きいと言われますが、妊娠初期、早い方だと4週くらいから胸焼けや気持ち悪さ、吐き気を感じることが多いようです。
ピークは8週から12週と言われていますが、こちらも個人差があります。

天使のたまごに「つわり」でいらっしゃる方は、8週前後が多いようにお見受けします。

胎嚢確認し、心拍確認した後に「妊娠した」という認識とともに「これがつわりだ」とご自身で認識できる時期…ということもあるかもしれません。

「つわり」の原因は?

西洋医学的には、妊娠したことにより、 ホルモンバランスが変化し、その変化に母体が適応しきれない状態のために起こるとされています。
女性ホルモン・プロゲステロンの増加により体内にガスがたまりやすくなり、吐き気、不快感、嘔吐の原因となると考えられています。

東洋医学的には、赤ちゃんは熱の塊と考えられ、胎熱が関係していると言われています。
赤ちゃんが発する熱が胃にのぼり、その熱が胃の内容物を押し上げることで、気持ち悪さや嘔吐を引き起こしたり、熱を体内から出そうとする働きがだるさなどを感じさせると考えられます。


「つわり」のときにできるセルフケア

・胸元、首元を冷やす
・ アイスノンのような冷却剤で冷やすこともおすすめです。
胸元には「膻中」と呼ばれるツボがあり、身体の気を溜めている部分でもあるので、胸元を冷やすことで溜まった気をスッキリさせる効果が期待できます。



首元には「大椎」と呼ばれるツボがあり、熱を放散してくれる部分です。



手首の内側のツボ押し・ 「内関」と呼ばれるツボを、約10秒×5〜6回ほど押す。
このツボは車酔いの吐き気止めにも使用されるツボです。



・胃の裏にあたる背中のマッサージ

背部にも胃に関係するツボがあり、背中の凝っているところをパートナーや家族に押してもらうこともオススメです。

ぜひご自身を労りながら取り入れてみてください。

天使のたまごに出来ること

天使のたまごではつわりに対する施術を行っております。
つわりに効果的なツボを用いたり、つわりによって多くの方が背中が張っておりますので、筋肉を緩めたり様々です。

その他にも、ハーブティーではなく冷たいお水をご用意させていただいたり、お部屋の温度、お手洗いに近い施術部屋、アイスノンを用いる、うつ伏せがきつい方は横向きでの施術、など症状に合わせて施術以外にもご対応させていただいております。

途中で吐いてしまうかも・・・
なんて不安もあるかもしれませんが、お気になさらないでください。
スタッフもつわりの方の対応を多くさせていただいておりますので、ご安心してお受けいただければと思います。

つわりのときは心身ともに、とてもお辛いことと思います。
まずはお辛さやご不安なお気持ちを、お電話やLINEからのご相談でも承っておりますのでお話しください。

より良いマタニティライフをお過ごしいただけますようサポートさせていただきます。