カウンセリングについて
当院では、適切かつ安全な治療をお受けいただけるよう、その方の体質をチェックし、その日の体調や主訴を詳しくお伺いするカウンセリングのお時間を頂戴しております。当院のカウンセリングは、西洋医学の解剖生理学の知識と東洋医学の診断治療のシステム、「弁証論治」という方法を融合して行っております。 自律神経系やホルモンバランス、筋肉などの障害を様々な手法で診断し、問題部位を見出します。 また、東洋医学では、疾病を治療する場合に必ず弁証論治に基づき治療を行います。 弁証とは四診(見る・聞く・問う・触れる)によって、患者さまの臨床症状(自・他覚症状のすべてを含む)を把握し、これを東洋医学の基礎理論(臓腑・気・血・津液)をもとに、疾病の性質、部位、正気(病気に対する抵抗力)と病邪(病気の原因となるもの)の力関係などを分析、分類することです。論治とは、弁証によって得た結果に基づいて、治療原則と具体的な治療法を決定することです。 当院では、この西洋医学に基づく診断法と弁証論治に基づく治療方法を組み立て、患者様お一人おひとりに合わせたオーダーメイドの治療を行っていきます。 妊娠中や産後の方の治療について当院では、妊娠中や産後の方への専門的アプローチを行っております。妊娠中や産後は、つわり、むくみ、疲労感、視力低下、頭痛、腰痛、情緒不安定、体型の変化など様々な変化をきたします。 鍼灸・あん摩・マッサージ・指圧・アロマセラピー治療は、自律神経系さらにはホルモン分泌系への作用が認められ、また、東洋医学的には体の源である気や血の流れを調整し、補うことが可能です。これらの治療を用いて、妊娠時にみられる症状にアプローチしていきます。特にお灸は、逆子治療にも有効とされている治療法です。 また、産後の弱った身体や体型の改善、赤ちゃんの夜鳴きなどによる精神的ストレス、寝不足、疲労感などの多くの問題に対し、これらの治療法を用い、健康的な身体づくり、そして健やかな育児と快適な生活をお送りいただけるようお手伝いさせていただきます。 鍼は、厳選したものを使用し、妊産婦の方や初めての方でも安心して治療をお受けいただけます。 お灸に使用するもぐさは、高品質(純国産)でやわらかく、ふゎっと燃え、深部からやさしく身体を温めるのが特徴です。 漢方アロマセラピーにつきましては、精油の身体に対する安全性を考慮し、妊娠20週以降の方を対象とさせていただいております。体調および妊娠週数を考慮した上で精油を選び、妊娠期間中の特有な症状を緩和するためのオリジナル手技療法で、お身体に無理のない施術を行います。 鍼灸治療について
東洋医学では、人と自然界とのあいだの密接な関係を重視しています。人間は自然界の中で生活しており、たえず自然環境の変化の影響を受けていますが、外部環境の変化に合わせてその都度、自身の生命リズムを調節し、外界の変化に適応し、生命活動を営んでいます。故にこのバランスが何らかの影響で崩れた時に身体の異常が発生します。このバランスを元に戻すのが治療の基本となります。鍼は、古代、9種類(九鍼)あるとされ、おできなどの切開、皮膚の擦過、皮下から筋層、時には骨まで刺入する刺激など、その目的により使い分けられていました。しかし、今日では外科的な処置は禁止されているため、細い鍼や体表や皮下で経穴(ツボ)を刺激する鍼(小児鍼、円皮鍼など)が用いられています。 灸は、もぐさを用いた温熱療法の一種で、体表上で直接燃焼させて刺激する直接灸ともぐさの伝導熱や輻射熱を利用した間接灸があります。間接灸は、刺激感覚がマイルドで熱傷を引き起こしません。 鍼灸治療の適応となるもの(WHOの定義による) 運動器疾患(肩こり、腰痛、膝の痛みなど) 婦人科疾患(月経不順、月経痛、妊娠悪阻、更年期障害など) 精神的な病気(ストレス、悩みなど) 養生(病気にかからないようにする) 他、呼吸器疾患、消化器疾患、眼疾患、口腔疾患、神経・筋・骨疾患など あん摩・マッサージ・指圧についてあん摩は、中国で発祥し日本に渡来してから手技療法として広く一般大衆に親しまれてきた療術です。衣服の上から主として遠心性(手足の末端に向かう)の手技を強弱の刺激として加え、身体の変調(疲労・肩こり・頭痛・眼精疲労・食欲不振・便秘・腰痛など)を調え健康を保ち、さらに増強させる手技療法です。 マッサージはヨーロッパで発祥し、医療に応用されたものがフランスから日本に輸入されました。術者は、皮膚に直接、求心性(心臓に向う)の手技を強弱の刺激として加え、身体の変調を調え健康を保ち、さらに増強させる手技療法です。求心性に行うことにより、血液・リンパ液の循環はよくなり新陳代謝も盛んとなります。また、ホルモン分泌にも影響を与えることが明らかにされています。 指圧は、あん摩・導引・柔術の活法を合わせ、圧を主体とした日本独特の療術にアメリカの整体療術の理論と手技を取り入れて体系化されました。術者は、手を用いて、押圧操作を遠心性に加え、自然治癒力の働きを促進し、疲労物質を取り除き、健康を増進させる手技療法です。 漢方アロマセラピーについて
「漢方アロマセラピー」とは精油を化学成分から科学的に選択するだけでなく、自然と共存している人間が長い年月をかけて培った中国医学の概念から体質や症状を把握し、その結果に応じて精油を選択します。精油は、方剤学が長年培った理論をもとに、精油が採取された土地や季節、植物の色や香りの表現などを綿密にスコア化し、独自に分類いたしました。また、トリートメントにもオーダーメイドが必要だと考え、中国医学の治療概念に基いた経絡や経穴、また手技による補瀉を意識したトリートメント技術です。そして、アロマセラピーと鍼灸治療を組み合わせ、さらに相乗効果のある吸玉療法やカッサ療法などの中国民間療法も組み込んでいます。
東洋医学について東洋医学とは、インド医学、アラビア医学、チベット医学、そして中国医学などの総称を指しますが、現在では鍼灸、漢方や気功などをいうことが多いようです。ここでは、当院における治療方針の基礎となっている中国医学(中医学)についてご説明いたします。 中医学の根底にあるのが陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)という考え方です。 「陰陽五行説」という言葉は、陰陽説と五行説とが組み合わされたものですが、二つの説が別々に論じられないほど混じり合ってしまったので、現在では陰陽五行説として一つに考えられています。 陰陽説とは、自然界のすべてのものが、天と地、明と暗、男と女、熱と寒、高と低などの一対から成り立っているという考えです。 一方、五行説とは、自然のものはその性質によって、木、火、土、金、水の5つの要素に分けられるという考えです。5つの要素は互いに生かし生かされつつ、自然界全体を絶妙なバランスに保たせています。「木」は樹木がその枝葉を伸ばすように柔軟に伸び広がる性質をもち、「火」は炎や熱のように昇る、急速などの性質を持ち、「土」は多くのものが土の中で育まれるように豊か、重厚、和順などの性質をもち、「金」は透明でさらさらした性質をもち、「水」は下方に流れ、固まる性質をもっています。 すなわち、陰陽という二つの対立、これと五つの要素とを組み合わせて、万物に当てたのが「陰陽五行説」ということができます。 この考えのもと、自然界を大宇宙、人体を小宇宙と見立て、自然界と同様に身体の中も陰陽五行のバランスを保ちながら存在していると考えます。そのバランスが崩れた時に病気が引き起こされると考え、陰陽五行の考え方から病気の原因、症状、治療方法などを分析していきます。 したがって、中医学では、健康と病気を宇宙の万物や四季に伴う自然の変化と深い関係があると考え、治療は人体の持つ生命力を重視しながら自然との調和をはかるよう促し、局所の異常だけではなく常に身体全体のバランスを調えることを特徴としています。 アロマセラピーについて
アロマセラピーとは、自然の持つ力を行かした自然療法の一つで芳香療法と訳します。イギリスではリラクゼーション・エステ・マッサージなど、アロマセラピーは広く生活の中に取り入れられています。また、フランスでは、医薬品として医療で用いられており、健康保険にも適用されています。アロマセラピーで使用されるエッセンシャルオイル(精油)とは、天然植物の花・葉・茎・根・果皮や樹皮などから抽出された成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。 エッセンシャルオイルには肉体的、精神的にそしてその両方に働きかける天然の成分が多く含まれており、その効能はオイルの種類によって様々です。マッサージでは、その日の体調やご気分に合わせて数種類の精油をブレンドして使用します。 アロマセラピーの始まりは、1928年フランスの化学者であるルネ・モーリス・ガットフォセが実験中、指に火傷を負った際、そばにあったラベンダー油に急いで指を入れたところ、治りも早く全く跡も残らなかった・・・という出来事がきっかけで、精油があらゆる療法に役立つのではないかと研究され、「アロマセラピー」という本が出版されました。 また、アロマセラピーという言葉ができる以前から、古代エジプトではミイラを作るとき、死体に芳香物質の香油を塗り防腐剤として使われてきました。中国でも漢方の源になる「本草書」が2〜3世紀にまとめられ、芳香植物の効能が書かれています。インドでも、伝承医学のアーユルヴェーダに芳香植物は用いられています。 日本でも近年、リラクゼーションだけでなく、芳香浴・手浴・足浴・沐浴・マッサージなど生活の中に様々な方法で取り入れられるようになってきました。 当院では、医療従事者(マッサージ師)によるリラクゼーションを超えたクリニカルアロマセラピーを行っています。 |

当院では、適切かつ安全な治療をお受けいただけるよう、その方の体質をチェックし、その日の体調や主訴を詳しくお伺いするカウンセリングのお時間を頂戴しております。
東洋医学では、人と自然界とのあいだの密接な関係を重視しています。人間は自然界の中で生活しており、たえず自然環境の変化の影響を受けていますが、外部環境の変化に合わせてその都度、自身の生命リズムを調節し、外界の変化に適応し、生命活動を営んでいます。故にこのバランスが何らかの影響で崩れた時に身体の異常が発生します。このバランスを元に戻すのが治療の基本となります。
「漢方アロマセラピー」とは精油を化学成分から科学的に選択するだけでなく、自然と共存している人間が長い年月をかけて培った中国医学の概念から体質や症状を把握し、その結果に応じて精油を選択します。精油は、方剤学が長年培った理論をもとに、精油が採取された土地や季節、植物の色や香りの表現などを綿密にスコア化し、独自に分類いたしました。また、トリートメントにもオーダーメイドが必要だと考え、中国医学の治療概念に基いた経絡や経穴、また手技による補瀉を意識したトリートメント技術です。そして、アロマセラピーと鍼灸治療を組み合わせ、さらに相乗効果のある吸玉療法やカッサ療法などの中国民間療法も組み込んでいます。
アロマセラピーとは、自然の持つ力を行かした自然療法の一つで芳香療法と訳します。イギリスではリラクゼーション・エステ・マッサージなど、アロマセラピーは広く生活の中に取り入れられています。また、フランスでは、医薬品として医療で用いられており、健康保険にも適用されています。

