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6時間目 「酒は百薬の長」



6時間目のテーマはお酒です。お酒を飲むと気分がよくて、楽しくて、食事にも欠かせないものですよね。私も最近、毎晩ビール1缶飲んでいます。しか〜し、ズボンがきつくなってきました。仕事はハードで汗だくなのに!ということで、自分への戒めを含め、今回のテーマ「酒は百薬の長」についてお勉強しましょう。

 古人は言いました。酒は天の美禄であって、帝王が天下を撫養し、物を備えて神を祭って福を祈り、老衰を助け、疾病を養う所以であると。お祝いなどめでたいときには必須のもので、神様、仏様にお供えするとても神聖なものというわけです。また、中国の王様であった王莽(おうもう)が施行した法令の1つ「六管」には、「そもそも塩は食物に最も肝心なもので、酒は百薬の長、目出度い会合で嗜(たしな)む良きものである。鉄は農耕の基本となるものであり、名山や大きな湖沼(こしょう)は、狩猟や採集、漁業の豊饒(ほうじょう)な倉庫なのである。」といいました。

 お酒の飲みすぎは、健康を損ねてしまうことは周知のことと思います。ではなぜ飲みすぎは体に害があるのか調べていきましょう。

お酒の飲みすぎは生活習慣病といわれる沢山の病気を引き起こす原因となるといわれています。

お酒にはビールや日本酒、焼酎など多くの種類があります。アルコールのカロリーは1g当たり7kcalですが、以前はアルコールのカロリーは体の中で熱になるだけで、体に蓄積しないといわれていました。しかし、最近の研究では7kcal中の5kcalが実際の摂取カロリーだといわれています。ちなみに、最もカロリー(kcal/100ml中)が高いお酒はウイスキー(247kcal)で次いで焼酎(112kcal)、日本酒(110kcal)、ビール(41kcal)です。ちなみに、軽くご飯一杯160kcalです。

続いて、本題である東洋医学的なお酒についてお話します。
東洋医学では、お酒はビールも日本酒も分類することはなく、ただ「お酒」です。お酒を飲むと、体がほてり、気持ちが高ぶり、楽しかったり、悲しかったり、さらに、翌日、二日酔いやむくみなどがみられます。これはお酒の性質によるものだと思われます。

お酒には香りがあり、「湿熱」の性質があります。香りは「辛」に属し、気や血の流れを高める働きがあります。しかし、飲みすぎ、飲酒の継続は湿熱を作り、代謝の低下を起こします。湿熱は重く、粘って、下へ流れ、熱風を吹き上げ、体の正気を消耗する性質を持ちます。これがむくみ、肥満、または高揚感、二日酔いの原因になるわけです。
お酒は百薬の長といわれますが、悪い意味で命を削るカンナ、きちがい水、狂薬、魔水、百毒の長などともいわれます。つまり、飲みすぎ注意!というわけです。

湿熱を除くためには、化痰、清熱という治療を行ないます。経穴は、豊隆(ほうりゅう)、中かん(ちゅうかん)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)、陰陵泉(いんりょうせん)、合谷(ごうこく)、曲池(きょくち)、内庭(ないてい)を刺激します。アロマテラピーではイモーテル、カモミール、サンダルウッド、フランキンセンス、ペパーミントなどがおすすめです。

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